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    被害者の親族に果てしなく続く苦しみについて・・・

    • 2012.07.11 Wednesday
    • 15:37



     


    大津市でのいじめが大問題になっている。

    チャイルドラインには電話の本数が急上昇しているらしい。

    尾木先生のブログは220万件のアクセスだそうだ。

    今までいじめで何十人の(何百人かもしれない)の大切な命が失われたのだろうか。

    そしてまたそのお子さんのご両親方の体験する計り知れない地獄のような苦しみ。

    想像するに余りある。




    東日本大震災の被災者の方々の苦しみを考えても同様に思うことがあるが、このような様々な事件・トラブルで「被害者の親族の方々」が生まれてしまう。

    そしてそういう方々は、“地層のように重なり続く苦しみ”を抱えることになる。

    その理不尽さに憤りを覚えるのだ。

    日本は加害者には手厚く人権を保護する国のようだ。

    しかし、被害者の、またその親族をその後続く苦しみから保護する、ということは、手薄な気がしてならない。

    山口県光市母子殺人事件の時も、たったひとりで戦う本村さんの姿を見て、国が何かケアをしているのだろうか?と思い、あまりに過酷だと思ったものだ。

    この事件をきっかけにして、確か犯罪被害者保護法が平成14年に制定されたと記憶している。




    いじめでお子さんを亡くされたご両親の苦しみを、私なりに考えてみたい。

    どこどこのケース、と断定することではなく、過去にニュースで見聞きした
    ケースや大津のケースを参考にしながら、フィクションとして書かせていただく。

    私の得た情報から想像するので、真実とは違うところはたくさんあると思う。

    また、私がわからないもっともっと辛いことがたくさんあるだろう。

    私の想像の範囲であるため、物語のように読んでいただいて構わない。

    以下のでの部分が、重ねられていく苦しみを表しており、ご想像いただき
    たい。

    1. お子さんが亡くなって最大級の苦しみ味わう。

    2. その最大級の苦しみの中、お子さんの死因の真実がわからず、学
       校側に情報の開示を依頼するという、大変苦しいエネルギーを使う
       ことを行わなくてはならない。

    3. 「いじめはなかった」「いじめと自殺の因果関係は不明」という心ない
       義務的な返答だけで帰される。温かな言葉や一緒になって原因を究
       明しよう、という態度は感じられず、打ちのめされるような気持ちにな
       る。

    4.  温かい励ましの言葉の他に、未だに勘違いの発言もあって「いじめられ
       る方にも問題が・・・。」的な、そういうことを聞いたり見たりさせられる体
       験もする。
       お子さんが亡くなったという、ストレス度最高値を体験している最中に
       なぐさめるどころか、傷に塩を塗り込むような仕打ちを平気でする人に
       更に苦しみを与えられる。

    5.  学校側が全く取り合わないので、裁判を起こすことになる。
       1〜4で、食事も喉を通らないだろう、眠れないだろう状態において、
       更に裁判などという、精神面だけでなく、今度は金銭面でも大きな困難
       を強いられることになる。

    6. 待って待ってようやく、裁判になっても、「因果関係は不明」と判決が出
       て、どこに自分の思いをぶつければいいのだろう思わされる。

    7. その間に時は経って、1-2年は過ぎていたりする。
       亡くなったお子さんの同級生は高校へ進学して、ご両親にとっては時の 
       経つことは残酷なことにもなる。

    8.  事件からずっと仕事や家事・子育て(亡くなられたお子さんのご兄弟)を
       しながら、お子さんの友人への聞き取り、マスコミ対応や裁判等を同時
       進行でこなさなければならない。
       この精神状態で、仕事や家事や子育てをすることの大変さ、過酷さは
       計り知れない。
       特に他のお子さんがいる場合、兄弟が自殺したというその事実は、今
       元気に生活しているお子さんへの影響は多大なものがあり、そのケア  
       もしなければならない。
         が、ご両親おふたりが大変なダメージを受けて入れて、ご自分が立って
       いるだけでも精いっぱいの状態である。
       そのお子さんには通常と変わらない生活を送らせてあげなければ、と
       いう気持ちと、現実にその元気が出ない。
       特にお母さんに掛かる精神的負担
    は想像を絶するものだ。

    9. 悲しみは時が経っても薄れることはない。それは、我が子の自殺の原
       因が明確になっておらず、裁判は控訴して更に続く。
       控訴しなければならない、そのエネルギー。

    10. 11. 12.・・・・・ と続いて行くと考える。



    想像力のあるほとんどの方は、こんなことを書かずとも、大体はお察しいただけることかと思うが、特に注目していただきたいのは、8.である。

    このご兄弟を亡くされたお子さんをできるだけ、今まで通りに近く、生活をさせなくてはならない特に、母親の辛苦である。

    食事もさせ、学校へ通わせ、宿題もさせ、行事も参加させ、等々を、通常の生活に近くやれなければ、このお子さんの精神が病んでしまうことを防止しようとする。

    しかし一方で、もう一人の大切な我が子は亡くなってしまった状態なのだ。

    体がバラバラになるような自分を作らなければいられない。

    当初は助けてもらう親族の方に頼れるかもしれない。

    お母さん自体が泣いて、床に伏してしまう状況は当たり前のことだ。

    しかし、ずっと援助の手があるとも限らない。

    母親がそういう状態が続くことは、子どもにも連鎖するのをわかっているので、何とか立ちあがろうとしても、力が出るには時間がかかることだろう。

    誰も責めることはできない。

    私は母の立場から、この部分の苦しみを見落とせなかった。




    いじめは、最初は自分の優越感を満たすための行動かもしれない。


    しかし、それが重なり合った時、とてつもない悲劇を生むということを忘れてはいけない。

    「自分が人より上でありたい、優越感を満たす気持ちはどんな人にもある。
    この気持ちを、心の中の檻から出ないように常に見張っておけ。」という内容の本を以前に読んだことがある。

    「強者が弱者を支配し、いためつける」ということは、どんな場においてもしてはいけないことなのだ。

    社会、職場、学校、地域、家族。

    老若男女。

    能力、役割、役職、経済状況等々。

    様々に人は同じではないが、どんな場においても、基本は「人対人」ということを忘れてはならない。

    こういうことを子どもたちに、あらゆる大人が伝えていかなくてはならないのだ。



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